La Maison Arche

アルシュは1968年に設立されたフランスの家族経営のブランドです。3世代にわたり、独創的なデザインの婦人靴や紳士靴のコレクションを専門に作り続けています。

しなやかでスタイリッシュなライン、鮮やかな色合いの幅広いカラーパレット、第二の皮膚と称される柔らかなレザーと空気のようなアウトソール ー これらすべての特徴はすべての個性に合わせて、それを主張するようにデザインされています。

現在、カトリーヌ・エレーヌと弟のピエール・エマニュエルが率いるアルシュブランドは、そのモデルの大半をフランス、ロワール渓谷のシャトー・ルノーの町で生産しています。デザイン、開発、生産のすべての工程を自社で行う数少ないブランドの一つです。

アルシュは日本、アメリカから中国、オーストラリアに至るまで世界中で販売され、38の直営店を運営しています(うち16店舗はフランス)

ロワール渓谷の工房

デザインから生産まで、アルシュのシューズコレクションはロワール渓谷、シャトー・ルノーにある工房で70人の靴職人たちによって作られています。全員が職人技と最新技術を融合させた独自の専門知識とノウハウをもつ専門家です。

デザインスタジオ

アルシュの哲学は、ファッションや流行にとらわれないスタイルで日常生活に欠かせないものとなるようデザインされた、あらゆる意味で”フィットする靴”を提供することです。ここにはスターデザイナーはいません。自分たちの仕事に情熱を持ち、地元の工房と共生しながら働く4人のデザイナーからなるデザインスタジオがあるだけです。このスタジオでは、数十年にわたってリニューアルされてきたアンクルブーツ「ARCHETTE」やバレリーナ「LAIUS」といったメゾンの伝説的なモデルや、シーズンごとに発表される約50種類の新しいユニークなモデルを手掛けています。

レザーの選定

レザーは厳格な基準を満たすように個別に選定されます。これにより、洗練された色と柔らかさが保証され、それがメゾンの評判を確固たるものにします。アルシュの最高級のフルグレインレザーは、持続可能で環境に配慮した取り組みを行っているヨーロッパの大手サプライヤーから調達しています。

120の手作業による工程

アルシュの靴を生産するには120以上もの工程が必要です。そしてそのすべてが技術に情熱を注ぐ職人達の手作業によって行われています。パターンの作成からレザーの裁断、靴の組み立てまで、これらの高度で専門的な技術が厳選されたレザーの品質をさらに高めます。

オリジナルソールの生産

アルシュのカラフルなソールは植物由来の天然素材であるエベアミルク(ゴムの木の樹液)から作られています。世界でも類を見ないノウハウを結集したこのソールは、フランスのEPVラベル(=無形文化財企業ラベル)に認定されたフランスのパートナー企業によって、アルシュオリジナルデザインで生産されています。50以上にもおよぶ職人の手作業による工程を経て作られるこれらのソールは、マイクロエアクッション構造により、歩行時に比類のないクッション性を提供します。

サスティナビリティと社会的責任

アルシュでは、皮革業界の数百の会員で構成される国際組織、レザーワーキンググループ(LWG)が導入した環境監視プロトコルに準拠しているサプライヤーを優先しています。これらサプライヤーは廃棄物の削減、水とエネルギーの消費削減に取り組んでいます。

アルシュはフランス、イタリア、ポルトガルに拠点を置くパートナーから仕入れることでサプライチェーンの短縮化を選択しました。このエシカルな方針は地域とヨーロッパ経済構造に大きな活力をもたらすと共に、原材料の在庫管理を最適化することに貢献しています。

アルシュの作品は、各工程で厳密に管理された生産プロセスによって生産されています。社内には完璧な状態に修理するための専門知識をもった技術者が常駐する専用の工房があります。

コントロールとロジスティックス

私たちの工房はアルシュの活動の中核です。そして、世界中の販売店に出荷される靴の品質を保証します。お客様のお手元に届く前に、すべての靴は厳格な品質管理の手順を通過します。これは私たちの作品をお客様、パートナーストア、オンラインストアにお届けする前の重要なステップです。